世界の観光大国イギリス!
毎年、世界中から多くの観光客が訪れます!特に観光客が多いロンドンには、誰もが知っているビッグベンやロンドンブリッジ、バッキンガム宮殿など見所がいっぱいです。また、ロンドンだけでなく、湖水地方やイギリス北部のエディンバラなどにも行く人も多く、場所によって魅力も特徴も違い、とっても興味深い国なのです。
ただ、そんな有名な観光地だと人も多く、人酔いしてフラフラしてしまいそうになることも!!
そこで、比較的行きやすく、観光客がほとんどいない、ちょっとマニアックな場所をご紹介します。
とっても古いパブ、The Prospect of Whitby
イギリスといえば、パブ!!
パブでお酒を飲んでイギリスらしさを感じたいという人も多いかと思います。
ただ、ロンドン市内中心部や有名なパブは、仕事帰りのイギリス人や観光客でいつもいっぱいです。ドリンクを注文するのも一苦労ということも!
そんなんときにお勧めなのが、The Prospect of Whitbyというパブ!!
このパブは、ワッピング(Wapping)駅から徒歩7分ほどのテムズ川沿いにあり、1520年頃からある、とーても古いパブです。1度は大火災で燃えてしまいましたが、19世紀頃に再建されたそうです。
テムズ川沿いにあり当時は、漁師が多く集まっていたせいか、パブの中には船や漁道具のオブジェが多く飾られ、ついつい見入ってしまいます。再建されたとはいえ200年程の歴史があり、床やハリは、1500年代のものをそのまま使っている為か、床が少し傾いていたりして、大丈夫かなぁと少し不安になります!笑
地元の人たちには、有名なパブですが、観光客を見かけることはあまりありません。また、建物も3階建てで、いくつかの小さな部屋に分かれていて、テーブルや椅子もたくさんある為、他のパブより特徴的で、ゆっくり楽しむことができますよー。
ビールなどのお酒も良いですが、せっかくなので、フィッシュ&チップス(約1,700円)やパイ(約1,600円)などのパブ料理も美味しいので、お試しあれ! 行くだけでも、イギリスの歴史や時代を感じることができますよ!
ナンヘッド墓地
日本で墓地というと気軽に遊びに行くというイメージはなく、日本人の友人に墓地に行ったというと結構驚かれますが、イギリスではごく普通です。笑
有名な墓地はいくつかありますが、ナンヘッド墓地はロンドンの南東のサザーク地区にあり、少し丘のようになっている墓地です。日本の墓地とは違い、天使の形をした彫刻や大きな墓石の蓋の上にずらずらと眠っている人についての文章が彫られていたり、小さな小屋かな?と思うぐらい立派な小屋型の墓石があったり、様々なデザインの墓石がある為、まるで美術館のようです!笑
ただ、少し森のようになっていて、定員オーバーが理由で、一度は放棄されてしまった墓地の為、未だに草木に覆われている墓石も多く、若干墓石のふたが開いているものなんかもあって、少し気味悪いです。。。
しかし、墓地では犬の散歩をしたり、カップルがデートをしたり、おじいちゃんおばあちゃんが散歩コースにしていたりと日本では見かけない光景にビックリします。都会から少し離れた、静かで神秘的な場所へ行きたいと思ったら、墓地がオススメです!笑
イギリスのモン・サン=ミシェル? セント・マイケルズ・マウント
モン・サン=ミシェルといえば、フランス!
海に浮かんだ島に修道院がある有名な観光地ですよね。でも、実はフランスだけでなく、イギリスにもあるんです。
イギリス南西部のコーンウォール地方にあり、ロンドンから西の方に車で5~6時間ほど。私は、レンタカーを借りてコンウォール地方を旅行した際に、立ち寄りましたが、行ってみてビックリ!まさに、モン・サン=ミシェルなのです。
名前は、<セント・マイケルズ・マウント>といって、モン・サン=ミシェルはフランス語ですが、それを英語名にすると、このセント・マイケルズ・マウントになります。
しかも、モン・サン=ミシェルから海を渡って、まっすぐ北西の方へ行くと、このセント・マイケルズ・マウントがあるという色々と関係性もあるようで、とても興味深い場所です。
私が着いたときは、まだ島の周りが海だったので、小さなボートで島まで行きました(片道2ポンド、約300円)。残念ながら着いたのが17時過ぎだったので、修道院には入れませんでしたが、外から見ても建物の綺麗さは圧巻です。小さな島なので、すぐ見終わってしまいますけどね。。。笑
島から戻るときは干潮に近づいていた為、まだ少し水が残っていましたが、靴を脱いで海の中を歩いて戻り、ちょっとした海水浴気分で、なんだかワクワクしました。笑
もし修道院と裏庭を見たければ、12.50ポンド(約1,700円)でチケットを買うと、入ることができますよ。
期間限定だけど…オイスターフェスティバル
ロンドンから南東へ電車で1時間15分ほど行ったところにある、ウィスタブル。
女王陛下御用達の牡蠣=ロイヤル・ネイティブの産地で、毎年7月の期間限定でオイスターフェスティバルという牡蠣のお祭りが開催されます。
ロンドン市内とは、また違ったイギリスの田舎町の雰囲気で、美味しい牡蠣だけでなく、シーフードも食べることができます。露店や牡蠣の大きさによっても異なるのですが、牡蠣は1つ80ペンスぐらい(約100円)から! まとめて買うともっと安くなることもあります。
新鮮な生牡蠣に、レモンやチリをかけながら食べるのはもちろん、蟹やイカなどのシーフードやお肉、ビールやサイダーなどのお酒もあるので、とっても楽しいです。
海沿いで開かれる為、海で泳ぐ人もいれば、小さなステージで歌や音楽の演奏もあり、半日以上は楽しめます。
個人的には、ポン酢や醤油などを持参して、日本スタイルで食べるのがおススメです!
まとめ
1、The Prospect of Whitby
☆行き方:ロンドンブリッジ駅から地下鉄でカナダウォーター駅へ。オーバーグラウンド(電車)に乗り換えてワッピング駅で降りる。全体で20分程。
2、ナンヘッド墓地
☆行き方:サザークストリートのバス停から78番のバスに乗って約40分、リンデングローブで降りて、徒歩約10分。
3、セント・マイケルズ・マウント
☆行き方:ロンドン パディントン駅からブリストル パークウェイ駅へ電車で約1時間30分。乗り換えてペンザンスへ電車で約4時間30分。バスに乗り換え約10分のOPPプレイグラウンドで降りて、徒歩約10分。
4、オイスターフェスティバル
☆行き方:ヴィクトリア駅からウィスタブルまで電車で約1時間30分。駅から歩いて約10分で会場へ。
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