最近ではグローバル化が特に進み、日本からも国外に留学される人が増えてますね。
もしかしたらあなたもこれから留学に行く、
もしくは興味がある方なのかもしれません。
しかし何があるかわからない分、失敗してしまったらどうしよう!
と不安に思われている方も多いと思います。
そこでマレーシア留学とはどんなものなのか、
現在マレーシアの大学に留学中の私がお話しします!
マレーシアとは一体どんな国なのでしょうか?
冬がない!多文化国家のマレーシア
マレーシアは東南アジアのマレー半島とボルネオ島に位置する常夏の国です。
日中は30℃近くまで気温が上がりますが、
基本的には室内で過ごすことが多いため特に問題はないです。
逆に室内のクーラーがいつもガンガンにきいているため寒すぎて寒すぎて、、、。
授業に行くときは薄手の上着などを持って行ってくださいね。
マレーシアは多民族国家のため国民の約65%が
マレー系、中華系が約25%、インド系が約7%だそうです。
そのため公用語としてマレー語、その他に中国語やタミル語が話されていますが、
英語が共通語として使われています。私はマレー語が話せないのですが英語だけで生活できます!
そんなマレーシアを私が選んだ理由はなんだったのでしょうか?
マレーシアは留学費用が安い

私がマレーシアを選んだ一番大きな理由は、正直安いからでした。
実はマレーシア留学は費用が安いことで有名なんです!
実際、アメリカの私立大学へ正規留学する場合
年間約500万円前後するところ、マレーシアの大学約70万円~100万円ほどです。
こちらの動画でもっと詳しく紹介されています。
学費以外にも物価の安いマレーシアでは生活費も安く済むため、
私は月に8万円の仕送りを親からもらい、
それで住居費とその他全てを払っていますが問題なく過ごせていますよ。
おまけにマレーシアのアパートは低価格なのにジムや屋外プールがついているところが多く、
私の住んでいるところも綺麗なインフィニティプールがあります!
ゆらゆらと揺れる水面に移るピンク色の夕日と緩やかな夕方の風は勉強の疲れを癒してくれます。
しかし、安かろう悪かろう?そんな安い留学でどんなことが学べるのでしょうか?
違いを知ることの楽しさ
マレーシアで学べることと言えば、一番は自分の世界を広げられることだと思います。
多文化国家であり留学大国のマレーシアでは様々な背景をもった人たちが一緒に暮らしています。
そのため宗教や文化の違いで食べられるものや良しとされているものは違います。
それぞれが特有の価値観や考え方を持っているので、
クラスのディスカッションはいつも意見が飛び交って刺激的です!
自分の意見をしっかりと発言できる友達はみんなキラキラしていて、
自分ももっと積極的に意見して話し合いに参加したい!と毎回思います。
価値観が全く違う分、センシティブな話には特に気を付けなければいけませんが
一度仲良くなるとディープな話を友達とすることができるようになりますよ。
私も宗教を信仰する友達と宗教についてお話をしたときなんかは毎回、
そんな風に考えたことなかった!と思わせてくれる意見をもらいます。
しかし友達の話を聞くだけではなく、もちろん自分の話をするのも大切です!
マレーシアでは日本はどんな風に思われているのでしょうか?
やっぱりアニメの力はすごい
私が新しいクラスに入った時、日本から来ましたと言うだけで「オー!ジャパニーズ!」
なんて興味を示してくれる人がたくさんいました。
特にマレーシアにはアニメの影響もあり日本が好きな人がすごく多いんです!
私のクラスにも数名日本語を勉強している人たちもいるため、
休み時間にいきなり「腹減ったなあ」なんて日本語で話しかけてきたりしました。
私自身、アニメについての知識はあまりなかったのですが
最近では逆にマレーシア人にすすめられて日本のアニメを観始めました。
鬼滅の刃やかぐや様は告らせたいを一緒に観ましたよ!面白かったです。
友達たちはアニメの影響で、なんでしっているの~!
なんて言葉も知っています。ツンデレとか。。。
アニメ以外にも、授業中に社会情勢などの話をしている時なんかに講師の方から日本ではどう?
と聞かれることもあるため、やばい知らない。。。
なんてことがないように日本のことはある程度勉強しておきましょう。
ここまででマレーシアって素敵だなと思われた方もいらっしゃると思いますが、
マレーシアに来る前に考えたいこととはどんなことでしょうか?
強く柔軟でいることが大切

何度も言うように、マレーシアは多文化国家です。
自分とは全く違う文化をいけ入れられる柔軟性が大事になってきます。
わざとでなくても失礼な発言をしないように気を付ける必要がありますし、
逆に相手が驚くような行動をとって来たりすることもあります。
例えば、ある友達がもう自分の分を食べ終わったからとまだ食べていた私のポテトを勝手に食べ始めたりとか、、、。
しかしそんなことも面白いなと受け入れられる広い心でいると、マレーシアでの生活が楽しくなりますよ。
私も最初はえー!?なんて思ったのですが、何の申し訳なさそうな顔も一切せずにパクパク食べる友達が面白くて何も言いませんでした。
しかしそれと同時に嫌なことは嫌と自分の意見ををしっかりと伝える強さは必要です。
マレーシアでは日本のようにすべての人が優しく丁寧に助けてくれるわけではありません。
そのゆるゆる感がいいところではあるのですが時には不便でもあります。
例えば大学のオフィスにサインをもらいに書類を提出したにもかかわらず、
忘れられて連絡がなかなか来ず自分からオフィスに行くと、適当に言い訳されたりします。
初めて行った病院でどこに行くかわからず、看護師さんに聞けば教えてくれるのですがそれでもうろうろ迷ってまた聞きに行くと、もーっなんでわかんないの!とすごくめんどくさそうに対応されます。
こういったことがあっても、自分が悪いんじゃない!
とめげずに自分から自発的に聞きに行きましょう。
全く違った考えを持った相手を受け入れる心の広さ、そして負けじと自分のことも相手にしっかり受け入れてもらうための強さを持つことを大切にしてくださいね。
これでマレーシア留学がどういうものなのか知っていただけたのではないでしょうか?
留学というのは一生に一度あるかないかの自分を成長させる絶好のチャンスです。
これから留学に行かれるかたはぜひ楽しんでくださいね!
まとめ
・マレーシアは年中厚く、そこで多様な文化を持つ人々が一緒に暮らしている
・マレーシアの大学費用はアメリカの大学の約1/5。
・多様性の中で過ごすことで自分の世界を広げることができる
・日本が好きな人がマレーシアには多い
・マレーシア暮らすには寛容性と自立心両方が大切
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