ドイツ人は日本人に似ている??
ドイツ人と日本人では性格や習慣など似かよったところが多いと聞きます。
ヨーロッパの中でも南の方にいくにつれて人々の性格や生活習慣が日本とかけ離れていくことが多いので、ドイツは日本人が住むのには比較的生活しやすい国だと言われています。
しかし、そうは言っても飛行機で10時間以上かかるほど離れている国! まだまだ知られていない人々の性格やおもしろい習慣がたくさんあるのです。今回はドイツ在住2年目になる私が、実際にドイツに住んでいて感じるおもしろいドイツ人の日本人との違いをご紹介します。
ドイツ人は掃除が大好き!?
世界で最も掃除が大好きと言われているドイツ人。彼らのきれい好きは想像を絶します。
料理をしない理由は「キッチンが汚れるから」
ドイツ人は普段家で簡単な料理しかしない人がほとんどです。理由はキッチンが汚れるから。家をきれいにすることが最も大切なドイツ人ですが、キッチンが汚れるのは本当に嫌みたいです。私の友達のドイツ人も料理をし終わったら食べる前に、必ず使った鍋等を洗いコンロや流しの回りをきれいに拭いてから食事につきます。
また、ドイツ人の家で餃子パーティーをした時には「なんでそんなに油が跳ねてキッチンが汚れる料理をするんだよ」と言うような怪訝な顔をされました。それ以来ドイツ人の家のキッチンを使うときはなんだか緊張します。
洗濯には2時間越えが当たり前
ドイツの洗濯機は通常モードで洗うと2時間を越えます。私はマンションの共同洗濯機を使う時、必ず15分か30分の短縮モードで洗濯しているのですが、この前ドイツ人がそれを見て「そんなんで洗えてんの!?」とびっくりしてました。外に干すことができないこともあり、高めの温度で長時間洗うのがドイツ人にとっては当たり前みたいです。
郊外に住むことが夢!?
一般的なドイツ人の夢は、安定した企業に勤めて、職場から少し離れた郊外に立派な家を建てて、家族でゆっくりと住むことです。日本人のように、都会に住みたい!便利なところがいい!と考えている人はあまりいないようです。
私の知り合いの日本人の人は職場の裏のマンションに住んでいるのですが同僚から「彼はほんとに仕事が好きなんだね～だって仕事場の裏に住んでるんだから!家から仕事場が見えるなんてありえない!日本人どんだけ仕事好きなんだよ!」と言って笑ってました。
音を立てちゃいけない時間があるって本当!?
ドイツにはRuhezeit（静かにしなければいけない時間）として13時～15時、22時～7時の間は音を立ててはいけない、という決まりが法律で定められています。この間は楽器の練習や掃除機をかけたり洗濯機を回したり、近所に音が聞こえるようなことをしてはいけません。そして、日曜祝日は終日Ruhezeitです。騒音について法律で定められているなんておもしろいですよね。
しかし、ドイツは日曜日全部のお店が閉まるため、（こちらも法律で日曜日にお店を開いてはいけないことになっている）買い物にも行けず、洗濯も掃除も楽器の練習もできないのでは一体何をすればいいんだー!!と最初はイライラしていました。今では日曜日はゆっくり寝て、ゆっくり料理を作って散歩をしたり美術館に行ったり本を読んだりと、本当に休日を満喫してます。
働きすぎると怒られる??
ドイツ人は基本9時～16時までしか働きません。それ以上働くと「働きすぎだ」と上司から怒られるとか。それだから日曜日に掃除や買い物ができなくても大丈夫なんだと実感しました。それにしてもなぜそんな短時間しか働かなくても経済が上手く回っているのか不思議でなりません…
また、仕事中にケータイをいじったり、同僚と無関係の話で盛り上がったり、日本では考えられないほど働き方が自由です。友達のドイツ人の仕事中にメールをしてもすぐに返信が来るので、本当に仕事してるのかな?と驚く程です。
昼間っからビール
ドイツといえばビール!ドイツの街中を歩いていると平日の昼間でも、スーツを着た会社員が同僚たちとビールを飲んでいる姿をしょっちゅう目にします。たった1時間のお昼休憩で!?とびっくりしますが、ドイツ人は誰でもお酒に強いこともあり当たり前みたいです。ビールを飲んでもすぐに仕事に戻れるなんてドイツ人らしいですね。
まとめ
・掃除が大好き!
・郊外に立派な家を建てて住むのが理想の暮らし
・法律に騒音についての決まりがある
・働きすぎると怒られる
・仕事の合間にビール
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