クソッ!!もう行かねー!! でも何故かまた足を運んでしまうインドの3つの魅力

人様(募集した)の海外体験

私は、インドが大嫌いで大好き!!

これまで、インドに行っては「この野郎・・・、

もう二度と来ねえぞ!」というセリフを何度となくはき捨ててきたのにも関わらず、
もうすでにインドへの恋しさを抱いてしまっているという矛盾。

 

 

 

インドの魔力がそこにはある・・・!!
 

インドという国は、人によって好き嫌いがはっきり分かれているような気がします。

 

 

 

いろんな旅エッセイやブログ記事等を読んでいて、
インドに行った人で、「インド怖い、もう絶対に行かない」
と拒否反応を示してしまう人、対して「帰りたくないほど良かった」と絶賛する人と、
インドの旅の感想は、両極端に分かれていたりします。

 

 

 

インド好きは、インドに導かれたように行く人が多いですね。

 

 

 

インドで知り合った日本人で「インドは変人を引き寄せるんや!!」と言っている人がいたのを思い出しました・・・。
 

人によって、なぜこんなにもインドへの感想が違ってしまうのか?
今回はインドの魅力と共に考えていきたいと思います。

 

 

 

 

魅力1. 非日常感

 

 

私は、これまでにインドへは4回行きました。
行くたびに毎回圧倒されるのが、空港を出るとたむろしているタクシーやリキシャの運転手の山。

 

 

 

そして、言葉が全く分からない事を壁とは認識していない客引きの数。

 

 

 

黒く焼けた顔に、目が余計に強調されて見えるので、視線が怖い.

 

 

 

空港を出て、真っ先にこれらの餌食になると大半の人が恐怖に駆られて、インド旅行の出鼻を挫かれていきたことでしょう。私も、毎回のことながら、タクシーやリキシャの客引きの押しに圧倒されてしまいます。

 

 

 

それに、インド人は客に愛想を振りまくなんてことはしませんから、基本的に終始真顔です。これがまた結構怖い。

 

 

 

「メトロで行くんだ。タクシーなんて要らない」と言うと、「今日は駅が封鎖されて使えない。知らないのか?俺なら安く連れて行くよ」なんて有りもしない嘘を平気で付くインド人。私は、こういう会話まで楽しんでしまうものだから、周りの人からも変人扱いされてしまいます。

 

 

 

でも、インドが好きない人は、きっとこういうやりとりもイライラしながらも「そら来たぞ!」と楽しんでいるに違いない。
 

インドでは、道端を歩いていると必ず物乞いがたかってきます。

 

 

 

それも何を言っているのか分からないし、めちゃくちゃ真顔で手を引っ張ってくるし・・・。
これにも圧倒されますが、ここはグッと我慢して先に進みます。

 

 

 

そして、空港を出てすぐ鼻を突く何とも言えない匂い。

 

 

 

インドからの土産物を開けると、ふわ~んと漂ってくる独特な匂いがあります。
ホコリ臭く、何となくスパイシー。さすがインド、漂う空気もスパイスの香りがします。

 

 

 

インドの魅力は何といっても、日本では決して味わえない「非日常感」。

 

 

そこには綺麗で洗練された街並みが広がっているわけでもなく、決して綺麗とは言い難い景色の連続です。ゴミだらけの通り、ボコボコのハイウェイ、牛によるカオスな渋滞、旅人をひと時たりとも黙らせてくれない物乞いたち・・・。

 

 

 

しかし、せっかく日本から離れて違う国に来ているのだから、ここではそんな「非日常感」を存分に堪能しましょう。

 

 

魅力2. 様々な文化の違い

 

 

インドで一歩外に出ると、街中がとてもカラフルな色彩に包まれています。インドでは、日本の着物文化とは違い、未だに多くのインド人が民族衣装に身を包んでいます。

 
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代表的な民族衣装といえば、サリーがありますね。インド人は、ちょっとスーパーに行ったり、家で家事をするときだってサリーを身にまとっている人がほとんど。シティーに行けば、ウエスタナイズされた都会人がTシャツにジーンズという姿も見かけますが、基本的には女性は民族衣装を着ていることが多いようです。

逆に男性は、ジーパンにシャツというスタイルが一般的。でも街を走るリキシャの内装は、ドライバー各々が工夫を凝らしたカラフルな装飾に包まれ、あちらこちらに神様が鎮座しています。こういった、カラフルなものが好きなインド人の文化は大好きです。街を歩いていると写真のように両手にキラキラしたバングルを付けて、全身を着飾った女性を見ていると、日本人より何倍もオシャレに気を遣う女性が多いんじゃないかと思うんです。

 

 

魅力3. 見どころが豊富!!

 

 

インド旅行の醍醐味は、何といっても世界遺産巡り!! インドでは、国の中でも地域によって文化や宗教が違うので、いろんなジャンルの世界遺産を見ることが出来ます。

多宗教国家ならではの、宗教の形態が融合された建築物も多く存在するのも魅力的。

 

有名どころで言えば、「タージマハル」。これは、ヒンドゥー教とイスラム教の建築物の構造を融合した造りになっていて、インド人も大好きな世界遺産です。

ここで注意が必要なのが、このような観光地に多いぼったくり。ありえない金額で客引きしてくるリキシャのドライバーに、頼んでもないのに写真を撮って、写真代を請求してくる自称写真家たち、子どもたちが学校にも行かず、母親に商品を持たされ観光客に商売をしている光景・・・。

 

インドが嫌になる人たちは、せっかく世界遺産を見に来たのにぼったくられて・・・。と絶望してしまいます。しかし、しっかりとぼったくりの手口を知って未然に対処する、このような光景もインド観光の醍醐味だと開き直ると、これらの光景もなんだか憎めないような気がしてくる不思議な国・・・。

 

 

 

 

しっかり情報収集をしてインド旅を楽しもう!

 

最後に、インドへ旅行を考えている方へ。

 

インドはとても魅力ある国で、ぜひ一度行ってみて頂きたいおススメの場所です。

 

ただ、インドという国は治安面から考えると、決して気軽に行ける国ではないと思っています。

特に女性一人旅やエコノミーな旅を予定している方。

絶対に情報収集は怠らないことです。

日本に長くいると、安全であることが当たり前になりすぎていて、自分の身の安全をないがしろにしがちです。レイプ事件の報道が絶えない国インド。

ここでは、日本での常識が全く通用しません。

治安の良くない地域についてはしっかり下調べをして、まずは近づかない事。インドで起こる犯罪手口を知って、自分に起こる事件を未然に防ぐこと。そして、話しかけてくる人を丸っと信用しない事。

脅しているようですが、しっかりと準備をしていけば、インドはとっても楽しめる国です。

行くたびに、空港から出てリキシャの運転手の大群と、嘘つき野郎に「あぁ・・・。」と絶句してしまいますが、なぜか呼ばれたように向かってしまう国。

 

インドの旅は、絶望と非日常感への楽しみの融合です。ぜひ一度、日本では決して味わえない、非日常感を味わいにインドへ旅立ってみて!

 

インドの3つの魅力

・日本では決して味わえない非日常感

・多様な文化

・見どころ豊富な世界遺産がいっぱい!!

 

ここでは、インドの魅力を3つお伝えしましたが、インドにはまだまだたくさんの魅力が眠っていますよ!!

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