「このままの自分では嫌だ」
「何かを変えたいけれど、何から始めればいいのか分からない」
50代になると、これまでの生き方を振り返り、これからの人生について考えることが増えてきます。
私自身も、年齢を重ねるにつれて、
- 今から始めても遅いのではないか
- どうせまた続かないのではないか
- これまで変われなかったのだから、もう無理なのではないか
と考えてしまうことがありました。
けれど、大きく自分を変えようとすると苦しくなる一方で、毎日の小さな行動なら、今からでも少しずつ変えていけます。
この記事では、50代から自分を変えたいと感じたときに、無理なく始められる3つの小さな習慣を紹介します。
全部を完璧に続ける必要はありません。今の自分にできそうなものを、一つだけ選んでみてください。
50代から自分を変えるのは遅くない
年齢を重ねると、新しいことを始める前に「今さら」と考えてしまうことがあります。
若いころより体力が落ちたと感じたり、失敗した経験を思い出したりすると、最初の一歩が重くなります。
けれど、50代には、これまで積み重ねてきた経験があります。
- 自分が無理をしすぎるとどうなるか
- どのような人間関係で疲れやすいか
- 何をすると少し気分がよくなるか
- どのような方法なら続けやすいか
- 本当は何を大切にしたいのか
若いころには分からなかった自分の傾向を、今は少しずつ理解できるようになっています。
だからこそ、誰かのやり方を無理にまねるのではなく、自分に合う方法を選び直すことができます。
自分を変えるというのは、今までの自分を否定して、別人になることではありません。
自分を責める時間を少し減らし、暮らしや考え方を少しずつ整えていくことも、十分な変化です。
大きな目標より、小さな習慣から始める
「人生を変えたい」と考えると、仕事、収入、健康、人間関係など、たくさんのことを一度に変えたくなります。
しかし、目標が大きすぎると、最初に何をすればよいのか分からなくなります。
私も、やることを一度に増やして、結局どれも続かなかったことが何度もありました。
そこで、結果を急ぐより、毎日の中で繰り返せる小さな行動を選ぶようにしました。
例えば、
- 朝に自分を追い込まない言葉を一つ決める
- 夜にできたことを一つ書く
- 疲れたときに呼吸や表情をゆるめる
という程度です。
小さすぎるように感じるかもしれませんが、続けるためには「これくらいならできる」と思えることが大切です。
50代から始めたい3つの小さな習慣
1.朝、自分を追い込まない言葉を一つ決める
朝起きたときから、
- 今日も頑張らなければ
- 遅れている分を取り戻さなければ
- もっと行動しなければ
- 今日こそ完璧にやらなければ
と考えると、何も始めていないうちから疲れてしまいます。
そこで、朝は自分を奮い立たせる言葉ではなく、自分を追い込みすぎない言葉を一つ決めます。
- 今日は一つできれば十分
- 全部終わらなくても大丈夫
- 疲れたら休んでもいい
- 昨日より少し進めばいい
- 今できることから始めよう
声に出しても、心の中で言っても構いません。
大切なのは、無理に前向きになろうとすることではなく、その日の自分が受け入れられる言葉を選ぶことです。
「私は何でもできる」と言っても苦しくなる日は、「今日は無理をしない」くらいの言葉の方が合うこともあります。
私は、朝から自分に厳しい言葉をかけるより、「今日は一つやればいい」と考えた方が、かえって動き始めやすくなりました。
2.夜、できたことを一つだけ記録する
一日の終わりになると、できなかったことばかり思い出すことがあります。
- 予定していた作業が終わらなかった
- 運動できなかった
- 片づけられなかった
- 人に優しくできなかった
- また時間を無駄にした
このようなことだけを考えていると、「今日も何もできなかった」と感じてしまいます。
そこで、寝る前に、できたことを一つだけ書きます。
- 洗濯をした
- 必要な連絡をした
- 10分だけ作業した
- 温かい食事を用意した
- 疲れていたので早めに休んだ
- 嫌なことがあっても一日を乗り切った
大きな成果でなくても構いません。
休むことや、無理をしなかったことも、その日の自分を守るために必要な行動です。
ノート、手帳、スマートフォンのメモなど、書きやすい場所を一つ決めておくと続けやすくなります。
毎日書けなくても、思い出した日に再開すれば大丈夫です。
続かなかった日を数えるより、できた日に戻ってくる方が大切です。
3.表情と呼吸を少しゆるめる
不安や緊張が強いとき、顔や肩、あごに力が入っていることがあります。
そんなときに、無理に笑顔を作ろうとすると、かえって苦しく感じる人もいるでしょう。
大きく笑う必要はありません。
- 肩を一度上げて、ゆっくり下ろす
- 食いしばっている奥歯を少し離す
- 息を長めに吐く
- 眉間や口元の力をゆるめる
- 温かい飲み物をゆっくり飲む
このような小さな動作で十分です。
私は焦ったとき、胸やお腹のあたりへ意識を向けて、ゆっくり息を吐くようにしています。
一度で気持ちが大きく変わるわけではありませんが、考え事から少し離れ、今の自分の状態に気づきやすくなりました。
呼吸を意識すると苦しくなる人や、不安が強くなる人は、無理に続けなくて構いません。
その場合は、足の裏の感覚を確かめる、周囲に見えるものをゆっくり眺めるなど、自分が落ち着きやすい方法を選んでください。
安心できる場所を一か所作る
気持ちを整えたいとき、部屋全体をきれいにしようとすると、それだけで疲れてしまうことがあります。
最初は、家の中に一か所だけ、少し落ち着ける場所を作ります。
- 窓辺の椅子
- ソファの一角
- ダイニングテーブルの端
- 寝室の小さなスペース
- お気に入りのカップを置く場所
広い場所でなくても構いません。
物を少し減らし、そこでお茶を飲んだり、ノートを書いたりするだけでも、自分を休ませる場所になります。
私は、家の中が散らかっていると、それを見るたびに「片づけなければ」と落ち着かなくなることがあります。
部屋全体を片づけられない日は、一か所だけ整えるようにしました。
小さな場所でも、「ここに座ると少し落ち着く」と思える場所があると、気持ちを立て直しやすくなります。
SNSや情報から少し距離を置く
自分を変えたいと思っているときほど、成功している人の投稿や、前向きな情報をたくさん見たくなることがあります。
けれど、見れば見るほど、
- 自分だけ遅れている
- 私は何もできていない
- この人のようにならなければいけない
- もっと努力しなければいけない
と苦しくなることもあります。
そんなときは、情報を全部やめるのではなく、自分が疲れやすいものから少し距離を置きます。
- 通知を減らす
- 見る時間を決める
- 比較して苦しくなるアカウントを一時的に非表示にする
- 寝る前はSNSを見ない
- 新しい情報を集める前に、今あるものを整理する
人の投稿が悪いわけではありません。
今の自分が疲れているときには、受け取る情報を少し減らすことも必要です。
私が小さな習慣を始めて感じた変化
私は以前、何かを始めるときに、最初から大きな変化を期待していました。
毎日続ければ、すぐに前向きになれる。
目標を書けば、迷わず行動できる。
新しい習慣を始めれば、自分を好きになれる。
けれど、実際には気分が戻る日もあれば、何もしたくない日もありました。
それでも、朝に自分を追い込まない言葉を選び、夜にできたことを一つ記録するようになってから、「今日も全部だめだった」と考える日が少し減りました。
焦ったときに、肩や表情の力をゆるめることを思い出せる日も増えました。
すぐに別人のように変わったわけではありません。
でも、自分を責めて立ち止まる時間が少し短くなり、止まってもまた戻りやすくなりました。
私にとっては、その小さな変化が大切でした。
習慣が続かないときは、方法を小さくする
新しい習慣を始めても、続かないことはあります。
続かなかったからといって、自分に変わる力がないとは限りません。
方法が今の自分に合っていなかったり、内容が大きすぎたりすることがあります。
そんなときは、次のように小さく変えてみます。
- 毎日書くのが難しいなら、週に2回にする
- ノート1ページが重いなら、1行だけ書く
- 朝にできないなら、夜にする
- 3つ同時に難しいなら、一つだけにする
- できなかった翌日に、もう一度始める
習慣は、途切れないことだけが成功ではありません。
途切れた後に戻ってこられる方法を持っていることも、大切です。
変わろうとする前に、休む必要があることもある
気力が出ないとき、すぐに「もっと習慣を変えなければ」と考えてしまうことがあります。
しかし、疲れや睡眠不足、体調不良が続いているなら、行動を増やすより休むことが先の場合もあります。
- 眠れない状態が長く続いている
- 何をしても楽しめない
- 食欲が大きく変わった
- 強い不安や落ち込みが続いている
- 日常生活に大きな支障が出ている
このような状態が続く場合は、一人で抱え込まず、医療機関や公的な相談窓口へ相談することも検討してください。
休むことは、変わることを諦めるのとは違います。
心と体を守りながら続けられる方法を選ぶことが大切です。
今日から始めるなら、一つだけでいい
自分を変えたいと思ったとき、今日からできることはたくさんあります。
けれど、全部やろうとしなくて大丈夫です。
- 朝に「今日は一つで十分」と言う
- 夜にできたことを一つ書く
- 肩と口元の力をゆるめる
- 机の一角だけ片づける
- SNSを閉じる時間を10分だけ作る
この中から、今の自分が一番やりやすいものを一つ選んでください。
一日できなかったとしても、次の日にまた始めれば構いません。
小さな一歩を繰り返しながら、自分に合う形へ変えていきましょう。
あわせて読みたい関連記事
まとめ|50代からの変化は、自分を責めない習慣から始まる
50代から自分を変えたいときに、最初に試したい小さな習慣は次の3つです。
- 朝、自分を追い込まない言葉を一つ決める
- 夜、できたことを一つ記録する
- 表情と呼吸を少しゆるめる
余裕があれば、安心できる場所を一か所作ったり、SNSから少し距離を置いたりすることも役立ちます。
大きな変化を急ぐ必要はありません。
自分を責める時間を少し減らし、今日できることを一つ選ぶだけでも、これからの暮らしを整える一歩になります。
できたことや今の気持ちを整理する、ジャーナリングの始め方はこちら
✨この記事を読んでくれて、ありがとうございます🌸
私自身も、たくさんの小さな一歩を重ねて、少しずつ人生を変えてきました。
もし「この人どんな人なんだろう?」と興味を持ってもらえたら、
よかったら自己紹介ページも覗いてみてくださいね🌿
➔ 私の自己紹介はこちら


コメント