「今度こそ変わりたい」と思って、大きな目標を立てる。
ところが、数日すると目標を見るだけで気持ちが重くなり、何から始めればいいのか分からなくなる。
そして動けない自分を見て、「やっぱり私はダメなんだ」と落ち込んでしまう。
私はこれを何度も繰り返してきました。
もっと収入を増やしたい。仕事で結果を出したい。自分に自信を持ちたい。穏やかな気持ちで暮らしたい。
どれも本当の望みでしたが、目標が大きくなるほど、今の自分との距離ばかりが目につきました。
そこで私は、遠いゴールを見続けるのではなく、「今日できる小さなこと」に目を向けてみることにしました。
夢ノートを書いたり、呼吸に意識を向けたり、情報を見る時間を減らしたり、できたことを記録したりしました。
すべてを毎日完璧に続けられたわけではありません。それでも、小さく試して、合わなければ直し、休んだらまた始めるうちに、以前より動き出しやすくなりました。
この記事では、目標を立てても気持ちが重くなってしまう50代の私が、実際に試してきた5つの方法を紹介します。
※この記事は私自身の体験をまとめたものです。特定の方法によって願いや目標が必ず実現することを保証するものではありません。
Contents
大きな目標が、かえって動けない原因になっていた
以前の私は、目標を立てるなら大きいほうがよいと思っていました。
たとえば収入について考えるときも、いきなり「月収100万円」と書いていました。
その数字を見て心からワクワクできる人なら、それでもよいと思います。
でも、当時の私は違いました。
目標を書いた直後に、「今の私には無理ではないか」「どうやってそこまで行くの?」という疑いが出てきました。
本来は自分を励ますはずの目標が、できていない自分を確認する材料になっていたのです。
目標が遠すぎると、今日の一歩が小さく見えます。
記事を一つ書いた。10分だけ勉強した。問い合わせを一件送った。
本当は前へ進んでいるのに、「月収100万円には全然届かない」と考えれば、何もできていないように感じます。
そこで、最終的な望みは捨てずに、目の前の目標だけを小さくすることにしました。
方法1|目標を「今の自分が動ける大きさ」にする
大きな目標を立てたときに気持ちが重くなるなら、その目標が悪いのではなく、今の自分には少し遠すぎるのかもしれません。
私は、最終目標と、今取り組む目標を分けて考えるようにしました。
たとえば「収入を増やしたい」という望みなら、最初から大きな金額だけを追わず、次のように分けます。
- 不要な固定費を一つ確認する
- 今日できる作業を30分だけする
- 商品やサービスの説明文を一つ直す
- 一件だけ案内を出す
- 今月は前月より少し増やすことを目標にする
旅行へ行きたい場合も同じです。
いきなり遠い国への旅行を実現しようとして苦しくなるなら、まず行きたい場所を調べる、必要な金額を確認する、近場へ日帰りで出かける、といった一歩から始められます。
小さな目標は、夢を小さくするためのものではありません。
動けないほど遠かった目標と、今の自分をつなぐための足場です。
一つ終わると、「私は少し進めた」という感覚が残ります。その感覚が、次の行動を始める助けになりました。
方法2|望みだけでなく「なぜそうなりたいのか」を書く
私は夢ノートに、欲しいものや叶えたいことを書いていました。
けれども最初は、書いている願いが本当に自分の望みなのか、よく分かりませんでした。
人が成功しているのを見て羨ましくなり、同じものを欲しいと思っていただけかもしれません。
「成功したい」と書いても、私にとって何が成功なのかが曖昧でした。
そこで、望みの後に次の問いも書くようにしました。
- それが叶ったら、何をしたい?
- どんな気持ちで過ごしたい?
- 誰と、どんな時間を持ちたい?
- 本当に欲しいのは、お金や評価そのもの?
- 今日、その気持ちに少し近づく行動はある?
書き続けるうちに、私はただ人より上に行きたいのではなく、安心したい、人の役に立ちたい、優しい気持ちで暮らしたいと思っていることに気づきました。
目標の形は、途中で変わっても構いません。
最初は思いついたことをそのまま書き、「これは少し違う」と思ったら書き直す。それを繰り返すことで、自分が本当に大切にしたいことが少しずつ見えてきます。
私は今もジャーナリングを毎日できるわけではありません。休む日もありますが、また書きたくなった日に再開しています。
方法3|情報と人との比較に使う時間を減らす
私は、うまくいく方法を探すためにSNSや動画をたくさん見ていました。
役立つ情報を集めているつもりでも、気づくと成功した人と自分を比べていました。
「この人はもう結果を出している」
「私はまだ何もできていない」
そう考え始めると、学ぶ前よりも気持ちが下がり、肝心の作業が進みません。
世の中の情報や他人の反応に意識を向け続けると、自分が今日やることを考える余裕がなくなります。
そこで私は、情報を完全に遮断するのではなく、見る前に目的を決めるようにしました。
- 調べたいことを一つ決める
- 見る時間を区切る
- 見終わったら、すぐできる行動を一つ書く
- 比較して苦しくなったら画面を閉じる
- 頭がいっぱいになったら散歩する
情報をたくさん知っていることと、前へ進んでいることは同じではありません。
一つ調べたら、一つ試す。そのくらいの速さのほうが、私には合っていました。
方法4|感情を消そうとせず、いったん観察する
私は人と比べて落ち込むだけでなく、イライラしたときにその感情に振り回されることもありました。
以前は、「怒ってはいけない」「前向きでいなければ」と、感情を急いで消そうとしていました。
しかし、無理に正そうとすると、「こんなことで怒る自分はダメだ」と、さらに自分を責めることになります。
そこで、感情が出てきたときは、まず名前をつけてみることにしました。
「今、私は焦っている」
「人と比べて悔しくなっている」
「本当は分かってほしかった」
そう言葉にすると、感情と自分の間に少しだけ距離ができます。
落ち着いてから、相手を責める言い方ではなく、自分が困ったことや望んでいることを伝えるようにしました。
いつもうまくできるわけではありません。それでも、怒りを我慢し続けるか、勢いのままぶつけるかの二択ではなくなりました。
感情は、目標の邪魔をするだけのものではなく、自分が何を大切にしているかを教えてくれることがあります。
方法5|休んでも「失敗」にせず、また再開する
夢ノートも、呼吸に意識を向ける時間も、瞑想も、私は忘れることがあります。
最初は一日できないだけで、「また続かなかった」と思っていました。
でも、毎日完璧に続けることを条件にすると、一度休んだだけですべてをやめたくなります。
今は、続けることを「一日も休まないこと」ではなく、「休んでも戻ってくること」だと考えています。
瞑想するときも、雑念を完全になくそうとはしていません。
数分だけ座り、呼吸に意識を向ける。別のことを考えていると気づいたら、また呼吸に戻る。
この「気づいて戻る」という動きは、日常にも似ています。
人と比べていたら、自分の作業へ戻る。大きすぎる目標に苦しくなったら、今日の一歩へ戻る。ジャーナリングを休んだら、書ける日に戻る。
戻るたびに、再開できたという小さな成功体験が一つ増えます。
小さな成功体験として数えてよいこと
成功体験というと、収入が大きく増えた、資格に合格した、仕事で表彰された、といった結果を想像しがちです。
もちろん、それも成功です。
でも、そこへ向かう途中には、もっと小さな成功があります。
- やることを一つに絞れた
- 10分だけ始められた
- 比較している自分に気づけた
- 苦しくなってSNSを閉じられた
- 望みを一行だけ書けた
- イライラしたとき、すぐ言い返さずに少し待てた
- 休んだあとに再開できた
このような行動は、他人から見れば小さく見えるかもしれません。
けれども昨日の自分にはできなかったことなら、十分に変化です。
結果だけを成功とすると、結果が出るまで自分を認められません。
途中の行動も成功として数えると、「私は何もできていない」という思い込みを少しずつ修正できます。
1日の終わりに書く3つのこと
何から始めるか迷う場合は、夜に次の3つだけ書いてみてください。
- 今日できたこと
- 今日気づいた感情
- 明日する小さな一歩
たとえば、次のような短い内容で構いません。
「ブログの見出しを一つ考えた」
「人と比べて焦っていた」
「明日は冒頭を100文字だけ書く」
立派な日記にする必要はありません。
書けない日は休み、次の日にまた始めても大丈夫です。
まとめ|遠い目標より、今日できた一歩を見る
大きな目標を持つことが悪いわけではありません。
ただ、その目標を見るたびに自信をなくし、動けなくなっているなら、いったん今日できる大きさまで小さくしてよいと思います。
私が試してきたのは、次の5つです。
- 目標を今の自分が動ける大きさにする
- 望みだけでなく、なぜそうなりたいのかを書く
- 情報と人との比較に使う時間を減らす
- 感情を消そうとせず、いったん観察する
- 休んでも失敗にせず、また再開する
私は今も、大きな目標を見て焦ることがあります。人と比べる日も、ジャーナリングを休む日もあります。
それでも、今日できることへ戻れば、完全に止まらずに済みます。
一つ書く。10分だけ始める。深呼吸する。できたことを一つ見つける。
その小さな一歩を成功として数えることが、次の一歩を始める力になるのだと思います。
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✨この記事を読んでくれて、ありがとうございます🌸
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