一人暮らし50代の食料と水の備蓄|何を何日分そろえる?国の目安とローリングストック

一人暮らし50代の食料と水の備蓄を、机の上に並べたイメージ 暮らしを整える
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ニュースで災害の話を聞くと、「うちには、食べ物も水もあまりない」と、ふと思うことはありませんか。

一人暮らしだと、助けてくれる人が近くにいないぶん、備えが気になります。

でも、「備蓄」と聞くと、何から始めればいいのか分からなくなりがちです。

この記事では、政府広報オンラインと農林水産省の情報をもとに、一人暮らしの食料と水の備蓄を、何をどれだけそろえるか、順番に整理しました。

この記事は、一般的な情報です。お住まいの地域の避難情報や、自治体の案内も、あわせて確認してください。

この記事のポイント

  • ✅ 食品の備蓄は、最低でも3日分、できれば1週間分が目安です
  • ✅ 水は、1人1日おおよそ3リットル。水とカセットコンロは必需品です
  • ✅ ふだん食べるものを少し多めに買う「ローリングストック」なら、無理なく続けられます

なぜ、家に備蓄が必要なの?

ひとり暮らしの家のイメージ

政府広報オンラインによると、大きな災害が起きると、電気・ガス・水道が使えなくなることがあります。

道路がふさがれて、物流が止まることもあります。

過去の例では、ライフラインが復旧するまで、1週間以上かかるケースがほとんどとされています。

スーパーやコンビニで、食べ物が手に入りにくくなることも、想定されています。

そのため、最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を、家で備えておくことが大切だと案内されています。

まず必要なのは、水とカセットコンロ

ひと休みのイメージ(お茶)

政府広報オンラインでは、水とカセットコンロなどの熱源は、必需品とされています。

水は、飲み水と調理に使う水で、1人1日おおよそ3リットル程度が必要です。

ただし、湯せんをしたり、食品や食器を洗ったりする水は、別に必要とされています。

カセットボンベは、1人で1週間あたり、約6本が目安です。

お湯をわかしたり、レトルト食品を温めたりできます。

温かい食事は、体を温めて、緊張や不安をやわらげてくれると書かれています。

1人の水の目安は、1日3リットルです。

3日分なら9リットル、1週間分なら21リットルになります。(1日3リットルをもとにした、この記事の計算です)

2リットルのペットボトルなら、1週間分で約11本です。

農林水産省によると、水道水は、塩素による消毒効果で、3日程度は飲み水として使えます。

ふた付きの清潔な容器に、口もとまでいっぱいに入れて、しっかりふたをします。

直射日光を避けて、室温の低い所に置きます。

また、保存水と呼ばれるミネラルウォーターは、賞味期限が5年〜10年で、ふつうのミネラルウォーター(約2年)より長持ちするそうです。

水以外にも、日ごろ飲んでいるお茶やジュースがあれば、いっしょに用意しておくと安心です。

食べ物は、何をどれだけ?

まとめのイメージ(チェック)

政府広報オンラインでは、栄養バランスを考えて、1人1週間分を備えるのがよいとされています。

災害の直後は、炭水化物ばかりになりやすく、栄養がかたよることがあります。

そこで、たんぱく質がとれて長く置ける缶詰や、レトルト食品が勧められています。

野菜が不足すると、便秘や口内炎に悩んだ、という声もあるそうです。

じゃがいも、たまねぎ、かぼちゃのような日持ちする野菜や、野菜ジュース、ドライフルーツも、あるとよいとされています。

下の表は、政府広報オンラインが示している、大人2人・1週間分の例です。

分類 例(大人2人・1週間分)
主菜 肉・野菜・豆などの缶詰18缶、牛丼の素やカレーの素などのレトルト食品18個、パスタソースなどのレトルト食品6個
主食 米2kg×2袋、カップ麺6個、パックご飯6個、乾麺(そうめん300g×2袋、パスタ600g×2袋)
副菜・果物 梅干し、漬物、日持ちする野菜、野菜の缶詰、野菜ジュース、日持ちする果物、ドライフルーツなど
その他 あめ、ようかん、チョコレート、ビスケットなどのお菓子、みそ・しょうゆ・塩などの調味料、インスタントみそ汁やスープ

一人暮らしなら、この表の量の「半分」を目安に考えると、イメージしやすくなります。(この記事の計算です)

いつも食べているものの中から、選んでみてください。

ローリングストックなら、むりなく続く

予定を立てるイメージ(カレンダー)

「備蓄食品を、買って置いておく」と考えると、大変に感じます。

そこで勧められているのが、ローリングストックです。

農林水産省によると、ふだんの食品を少し多めに買い置きして、古いものから食べます。

食べた分を買い足すことで、いつも一定の量が、家にある状態を保つ方法です。

コツは、次の3つです。

  • ✅ まず、ふだん食べているものを、多めに買って蓄える
  • ✅ ふだんの食事で、食べる
  • ✅ 食べたら、買い足して補充する

はじめ方は、この順番で

手続きと書類のイメージ

全部をいっぺんにそろえる必要はありません。

次の順番で、できるところから始めてみてください。

1.家にある水と食品を、数えてみます。

2.水を、3日分(9リットル)に近づけます。

3.カセットコンロと、ボンベを用意します。

4.いつも食べる缶詰・レトルト・パックご飯などを、少し多めに買います。

5.古いものから食べて、食べた分を買い足します。

6.慣れたら、1週間分を目指します。

農林水産省では、ローリングストックは、ふだんの買い物の範囲でできるとされています。

買い置きの場所を、少し増やすだけで済む、とも書かれています。

できれば1週間分を備えましょう、と案内されています。

持病やアレルギーがあるときは

受診・相談のイメージ(十字マーク)

政府広報オンラインでは、慢性疾患のある人は、災害時に症状が悪化しやすいと書かれています。

医師から食事療法を指示されている場合は、ふだんと同じように続けられるよう、備蓄する食品を工夫するとよいとされています。

缶詰やインスタント食品、レトルト食品は、塩分が多いものがあるため、注意が必要です。

食物アレルギーのある人は、アレルギー対応の食品が、災害時にはとくに手に入りにくくなります。

それぞれに合った食品を、少なくとも2週間分は備えるようにと、案内されています。

食事の内容について不安があるときは、かかりつけの医師などに、相談してみてください。

よくある質問

よくある質問のイメージ(吹き出し)

Q. 一人暮らしだと、何日分を備えればいいですか?

A. 政府広報オンラインでは、最低でも3日分、できれば1週間分くらいの食品を備えることが大切とされています。まずは3日分から始めて、少しずつ増やしていく方法もあります。

Q. 置く場所がありません。どうすればいいですか?

A. 農林水産省によると、ローリングストックは、ふだんの食品を少し多めに買い置きする方法で、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むとされています。まず、ふだん食べているものから、1つ増やしてみてください。

Q. 水は、水道水をためておくのでもいいですか?

A. 農林水産省によると、水道水は、塩素による消毒効果で、3日程度は飲み水として使えます。清潔な容器に口もとまでいっぱいに入れ、しっかりふたをして、涼しい所に置きます。長く置くなら、保存水という選び方もあります。

まとめ|まずは「水」と「家にあるものを数える」ことから

やさしい気持ちのイメージ(ハート)

食品の備蓄は、最低でも3日分、できれば1週間分が目安です。

水は1人1日おおよそ3リットル、カセットコンロとボンベも、必需品です。

ふだん食べるものを少し多めに買う、ローリングストックなら、むりなく続けられます。

全部をそろえようとしなくても、大丈夫です。

まずは、家にある水と食品を、数えてみることから、始めてみませんか。

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参考情報

政府広報オンライン「今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方」 https://www.gov-online.go.jp/article/202103/entry-10236.html

農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」 https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

(いずれも2026年10月12日に確認した内容です。実際の避難や備えについては、お住まいの自治体の案内に従ってください。)

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