この記事を読んでいる人の中で一体どれだけの人が今の自分に満足しているでしょうか?
ワーホリで海外に出る時に少なからず何かしら目標を持って海を渡ったと思います。
「英語を学びたい!」
「人生を変えたい!」
「なにか見つけたい!」
このような気持ちを持って実際海を渡った人たちも、ワーホリの期限が切れ日本に帰国すると
「何か変わったかな?」
「また日本での窮屈な日々が始まる」
「自分ってなんだろう?」
とますます悩みを抱えてしまい、そんな人の多くはワーホリというものに期待をし過ぎていたと思います。
私は2015年の夏からワーホリ生活をオーストラリアで始めました。
2年目を迎え、オーストラリアに来る前に持っていた目的に着実に近づいています。
これからワーホリをしようとしている人、また悩んで決断できずにいる人達へワーホリの現実と
心構えを教えることで、皆さんのワーホリ生活をより色の濃い時間にしていただけたらと思います。
ワーホリはただの手段!目的を明確にしよう!
多くの人は”ワーキングホリデー”という一見輝いて見えるものに期待をして、それも海外とあってどこか”それ”に期待をしてしまう傾向があります。
ワーホリをすれば英語が話せるようになり、自分がしたいことが出来て、毎日楽しく過ごすことができる!
これは半分正解で半分不正解です。
と言いますと、まずワーホリ1年行ったところで英語は話せません。ここでいう話せるは日常会話以上のレベルで、お店などで働けるレベルにはいかないというものです。
もちろん中には英語を本当に一生懸命勉強し、家も仕事場でも英語環境を自分で作って英語に毎日触れている人は外国人と一緒に頑張って働いています。
実際、ほとんどの日本人は日本人同士で住み、日本人しかいない職場で働いて、日本人と遊んで一年が終わる人がほとんどです。
そして日本帰って友達に「英語話せるようになった?」と聞かれても自信持って「日常会話なら全然話せるよ」と言えないのが現状です。
「海外でやりたいことを探す」
こう考えている人も多いです。これも半分正解で半分不正解です。
海外に期待するのもいいですが、日本でやりたいことが見つからなかった人が海外で見つかるとは思えません。インターネットがこれだけ普及して日本国内にいても海外の情報が得られる時代であるのにと思ってしまいます。
私はワーホリをする前に決めた目標はこれです。
「英語を話せるようになる」
「カメラの腕を磨き、自分の中の軸を一本作ること」
その為にはどうしたらいいか?を生活しながら考え
英語を学びたいから外国人しかいない家に住み、
働く場所も日本人がいない場所を選んで働き、
2年目からはウェディングを中心に仕事をしているフォトスタジオに駆け込みでお願いし、
無給で働かせてもらい、経験を積んでいます。
ひとそれぞれやり方は違いますし、自分なりの目標を達成する為にしなくてはならないことを考えて行動する必要があります。
これやりたい!と思ったら即行動!
さっきは日本でやりたいことが見つからない人が海外に行っても見つからないと言いましたが、
それは海外に期待するな!ってことで、実際生活するとたくさん日本と違う点があります。
その生活を通じ、海外で出会った人を通じてやりたいことが見つかるかもしれません。
オーストラリアは挑戦しやすい環境で、やりたいことがあっても出来ないとネガティブに考えるのは日本人くらいと思うほど、周りの外国人はポジティブで、応援してくれます。
なのでやってみたいな〜とか、これしたいな〜と思ったら是非挑戦することをオススメします。
私個人としてはもっとカメラスキルを上げたいし、
英語でのコミュニケーションを増やしたいので、
年末までに100組の外国人に街で声をかけ、写真を撮らせてもらおう!
とプロジェクトを一人で立ち上げました。
本当ドキドキで、いきなり見ず知らずの人に声をかけて写真を撮るということなので自分でも想像出来ないです。
でもこれが達成出来た時、自分の中で何か変わるかもしれない、
得るかもしれないと思っています。だけど過剰な期待はしていません。
単純に楽しそうだからやってみようという理由だけです。
まとめ
1、海外に期待し過ぎて実際生活したら思ってたよりも普通って感じ、余計悩んでしまうから気をつけてください。
2、ぼんやりした覚悟、気持ちなら日本と同じ生活になります。
3、どこまで自分のやりたいこと、成りたい自分に近づけられるかを考えて、挑戦してもらいたいです。
4、オーストラリアだからこそやりたいことに挑戦するべきです。深く考えず、勢いでとりあえずやるくらいの軽い気持ちで大丈夫です。
私の挑戦もまだまだ始まったばかりです。
たまたま目の前に転がったチャンスに飛びついてみた結果が今の私です。
これからコツコツ努力して一人前になり、自分が成りたい人に成ります。
これを機に皆さんの中で”なにか”が燃えることを願っています。
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